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山梨県建築文化賞を頂きました。
江戸後期の古民家で忍者が出てきそうな雰囲気だった母の実家。 
一年半かけてリフォームが終わりました。
山梨県建築文化賞
良好なまちなみ景観を形成している建築物等の部門にて
『大月の家』として奨励賞を頂きました!

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1000年以上前から山梨に住み、代々林業を営んできた当家。
子供の頃、内蔵の中に潜り込んでは 骨董や古文書をオモチャ代わりにして怒られました。(笑)
昔の職人による建具や欄間などはそのまま生かし、間取りも人寄せに使う座敷は昔のまま。
設計士さん入魂の住居スペースは10人掛けの掘りごたつを中心に使いやすく設計されていました。





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関東大震災・東日本大震災と、2度の大揺れにもビクともしなかった梁。
設計士さんの強い希望で3階部分まで吹き抜けになりました。
でも暖炉のお蔭で意外と暖かいです。

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来客用の座敷は板張りに。
大きな囲炉裏も新設しました。

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母屋の奥座敷は内蔵(うちぐら)の入り口になっています。
蔵の中は携帯のカメラでは光量不足で全く撮れませんでした・・・。(涙)
昔からの家財道具や古文書・刀剣類などがビッシリ詰まっています。

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以前は線香の煙に燻されて、鈍く光っていた仏壇も金箔を張り替えて江戸時代の輝きを取り戻しました。

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以前は怖がっていた息子も「きれいだね~っ!」って、この笑顔。

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玄関の大黒柱は周囲約2.5m。
受賞に際し訪れた調査員の話では、建物の建つ場所の裏山から切り出された木材によって建てられた物なので、今後1000年以上大屋根を支えて行くだろうとの事。
養蚕を営んでいた時代には、女中さん達が毎朝 蚕の繭を煮た汁で柱や廊下を磨いていました。

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昭和初期までは養蚕が盛んでした。
この建物は4階建てで、2階から上では蚕が飼われていました。
母屋横には製糸工場もありました。
このランプシェードは当時使われていた糸車にステンドグラスをはめ込んで作ってもらいました。

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山梨県建築文化賞
立派な家を建ててくれたご先祖様に深く感謝です・・・。
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by a6m2_jpn | 2012-12-30 10:38 | 暮らし