冬の山中湖・水際に輝く
午後から風が強かった山中湖
しかし午前中はおだやかだったので、1時間ほど湖畔を歩いてみた。


雲がみる間に躍動している山頂付近では季節風が乱舞しているようだ





足元の水際には打ち寄せられた氷のかけら。
さざ波が打ち寄せるたびにカラカラとかすかな音を立てながらキラキラ光る。





丸く洗われた氷もある。
富士山を狙う三脚のオジサン達が不思議そうな顔をして、足元にレンズを向ける私を見る。(笑)





新雪の中から、忘れかけていた夏を思い出させる枯れ草が顔を出していた。
なんとなく微笑ましく見えた。



お腹もすいてきたので車へ戻る



家まで数十メートルの所で鹿の家族に出会った。
こんな時間に出会う事は少なく、雪で食べ物を探すのに難儀しているのだろう。
とっさにバッグからカメラを掴み出すが、28mm単焦点レンズF13に設定していた事が悔やまれる…。
動物と遭遇すると、いつもそうだ。


# by a6m2_jpn | 2010-02-07 01:10 | 富士山麓・山中湖の散歩道 | Trackback | Comments(6)
母の白滝と河口浅間神社 <その2>
国道137号線を河口湖から甲府御坂方面へ進み峠道へ登り始める前の右側に鎮座する
延喜式内 名神大社 河口浅間神社


ご祭神は富士山の神『木花開耶姫命・コノハナサクヤヒメノミコト』
上の画像は堂々たる風格の拝殿。

河口浅間神社は、皇紀1525年(西暦865年)貞観7年に奉斎された神社で、
その前の年に大噴火した富士山に恐れをなした当時の甲斐の国司 橘ノ末茂が朝廷に奉上し、勅命によって建立された。





苔むした狛犬から歴史の深さが滲み出る。
しかしここの狛犬の目、大人になってもちょっと怖い…。





朱塗りが鮮やかな本殿。
画像では5本しか見えないが、屋根の上に丸いかつお節に似た装飾、堅魚木(カツオギ)が6本?
ん?前は4本だったような気もするが…
この装飾は奇数が男神で偶数が女神を祀っていることを示すといわれている。





画像は拝殿の側壁。
無数の穴が開いている事にお気づきだろう。
これはムササビの巣穴。





爪痕が新しい穴もいくつかある。
おおむね5~6頭のムササビが確認されている。
ムササビタイム(16:30~18:00前後)を狙って行くと、誰でもほぼ確実にムササビの飛行を見る事ができる。
この穴を飛び出し、杉の大木が茂る境内を餌を求めて飛び回る。
飛び立つ前に「ギィィィィィィ…」っと、ちょっと不気味な感じで鳴くので、小さい子供を連れて行くと子供も泣く。




歴史的建造物を保全する事と野生動物を保護する事を両立させるのは難しい。
穴の補修も使われていない巣穴から行っているようだ。
「すぐに全部補修すべきだ!」「いや、動物を守る事も大切だ!」「神聖な拝殿に獣が営巣するのを黙って見ているのか!」などなど、氏子の皆さんの中にも様々な意見があると思う。
それをまとめる氏子総代や宮司のご苦労もうかがえる…。

富士五湖にある古い神社ではムササビをよく見る事ができる。
見ればそれはそれはカワイイものだ。
その上、座布団が飛んでいるかのような迫力ある飛行は一見の価値がある。
街の中でそんなムササビの姿を簡単に見る事ができるのも、ここに長く神様が鎮座してくださっているお陰だと、私はそう思う…。


# by a6m2_jpn | 2010-02-06 00:44 | 富士山の森 | Trackback | Comments(0)
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